通貨を高く売って安く買い戻すことでも儲けを出せる

FXの取引を行って利益を出す方法のひとつに、「高く売って、安く買い戻す」といった方法があります。通常の商取引では、まず商品を安くしいれて 、高く販売するといった流れで取引を行なうのですが、株式投資や商品先物取引、さらにはFXといった金融商品に関しては、手元に商品がなくても先に売る取引をして、後で買い戻すといった逆の取引を行なうこともできます。これは金融商品の取引独特の取引方法です。

高く売って安く買い戻す例

たとえば、一般的な商取引を例にとってわかりやすく説明しますと、まず、店頭で「ピールを300円で販売します」と告知を出します。しかし、手元にはビールの在庫がありません。いらしたお客さんからビールの注文を受けた時に、代金の300円を受け取って、そのお金を持って酒屋に行き200円でビールを買って戻ってきて、お客さんにそのビールを渡します。すると、差額の100円が利益となって手元に残ります。手元に商品がないのに先に注文を受けて、あとから商品を用意して売買を成立させたといった取引になります。これがFXの取引でいう「高く売って安く買い戻す」にあたります。

売買のタイミングが大切

為替の相場は変動を続けています。そのため、場合によっては損失が出てしまうこともあります。1ドルが100円のレートの時に1万ドルを売る形の取引をします。100万円分のドルを買ったことになります。その後、1ドルが80円に変動した時にそのドルを買い戻せば、80万円で買ったことになります。そうなれば20万円が利益になるわけです。しかし、1ドルが120円になった時に買い戻したとなれば、120万円で買い戻すことになるため、20万円の損失を出してしまうことになります。そのため、「安く買って高く売る」も「「高く売って安く買い戻す」のどちらの売買取引であっても、その売買のタイミングのみきわめが大切になります。そのタイミングによって、利益を出せるか損失が起こってしまうかが変わってくるのです。