英ポンドについて

イギリスポンドは、イギリスの公式通貨です。世界規模でも、かつて第二次世界大戦の終戦までは世界の金融市場の基軸通貨として中心的存在にあった通貨です。そして現在も為替市場においては代表的な通貨のひとつとして数えられています。

イギリスポンドは、かつて世界の基軸通貨であった背景もあり、今でも世界中で頻繁にとの引きが行なわれています。しかし、その特徴として、他の通貨と較べて短期的に激しい値動きをする傾向があります。アメリカドルや日本円、ユーロ、などの通貨に較べて、その値動きの幅が激しく、為替売買の差益を得ることを目的とした短期の売買に向いているといえます。そして、その短期間売買による利益を目的としたトレーダーに人気が高い通貨です。

ハイリスク・ハイリターン

ただ、イギリスポンドは海外よりもイギリス国内での取引がさかんで、世界市場では流通量が少ないようです。そのこともあって、長期的に保有をする投資家よりも、ハイリターンを狙って短期の売買を繰り返すトレーダーに人気があり、それらの方々は大口での取引を好むため、しばしば幅の大きい激しい値動きを続けることが多くあります。そのため、為替レートが大きく動いた時には大きな利益を得られますが、逆に損失も大きくなる可能性があるハイリスク・ハイリターンの通貨です。

安定した高い金利

イギリスポンドの最大のメリットは、金利の高さです。イギリスは国内での消費がさかんで国内の景気が比較的よい国です。北海油田を持ち、石油の自国自給率も良く、世界的なデフレが起きた2003年にも、イギリスポンドだけは金利3パーセントの水準を保ち続けていました。また、ヨーロッパ連合(EU)の中でも、他国の影響をさほど受けない伝統的な独自のイギリス経済を構築しており、ユーロの金利引き下げなどの影響を受けることもなく、安定した高い金利を保ち続けることができているようです。そのため、イギリスポンドの値動きは、イギリス国内の消費物価上昇率や、国民の失業率などの経済状況をチェックすることである程度の予測をたてることが可能だといえます。