米ドル

米ドルについて

アメリカドルは世界で最もポピュラーな通貨であるといってもいいでしょう。FXはもちろんのこと、外貨預金や海外旅行での流通量も多く、世界でもっとも多く利用されています。また世界経済においても、貿易市場や金融商品の売買、あるいは投資を行なう際にも、アメリカドルを使って取引が行なわれることが多く、アメリカドルは世界中で流通しており、世界の基軸通貨とよばれています。アメリカは世界でも有数の経済大国でもあり、それだけにその通貨であるアメリカドルも強大な力を持っています。世界の為替相場はこのアメリカドルを中心にしてまわっているといってもいいでしょう。FX市場においても取引量は他の通貨を圧倒する割合になっており、中心となっている銘柄といっていいでしょう。

アメリカドルの力は弱まってきている

しかし、21世紀に入ってからの近年はそのアメリカドルの力も若干弱まってきている傾向にあります。その原因は2001年の同時多発テロ、2007年のサブプライム危機、2008年に起こったリーマンショックの影響で、アメリカドルの価値や信用度はそれ以前に較べて下がってきているといえます。そのアメリカドルに代わってユーロが力をつけてきてはいますが、それでもまだまだアメリカドルは世界の金融市場において高いシェアを持ち続けており、トップであることには変わりはありません。まだ今も世界中でもっとも流通している通貨であることに変わりはなく、通貨の価値も多少の変動こそあるものの、最も安定した水準で取引が続けられています。

アメリカ政府の為替政策

このアメリカドルの相場は、アメリカ政府の為替政策によっても大きな影響を受け、相場に変動が起こります。経済的な施策によってもそうですが、大統領の交替など政治的な要因によっても相場が大きく動くことになります。また、アメリカの経済指標や金融政策の動きによって短期的に大きく変動することもあります。ただ、アメリカ政府はこの為替相場の安定についてさほど力を入れることはなく、市場原理にまかせているといったスタンスがみられます。